職業訓練に通っても再就職ができなかったらどうなるのか？訓練中にもできる就活方法を紹介。
職業訓練校の入学試験に見事合格し、いよいよ訓練開始。手当金や交通費も支給されるので良いことがたくさんあります。
しかしその一方で、「職業訓練に通ってもしも就職できなかったら…」と不安になる方もいるでしょう。
結論から言うと、再就職が決まらずに職業訓練校を卒業すると、学校から就職状況の確認連絡が頻繁にやってきます。
連絡方法はメールや電話で、だいたい月1回～3回ほどです。中には職業訓練校が開催する就活セミナーの案内もきます。
今回は、職業訓練校へ通学する前に知っておきたい訓練中の就活方法を紹介します。
職業訓練校での就活方法とは？
職業訓練に通っている最中の主な就活方法は、空き時間を見つけてハローワークの求人票を確認したり、職業訓練校の求人票からの応募です。
職業訓練校の求人票には、ハローワークで検索しても見つけることのできない求人もあるので、積極的に確認したいところです。
もちろん、求人サイトや就職エージェントといったサービスを利用してもかまいません。
実際のところ、職業訓練に通いながら早期就職を目指している人はハローワークより求人サイトを利用していることが多い印象でした。
■みんなが使っている転職サイト
リクナビネクスト：https://next.rikunabi.com/
リクルートエージェント：https://www.r-agent.com/
職業訓練に通いながら面接はできる？
職業訓練には「就職活動日」という日が、月に１、2回設定されていることが多いです。
就職活動日は職業訓練校に行く必要はなく、自宅から面接に行ったり、ハローワークに行って求人票を確認したりする日に使います。
しかし、就職活動日を狙って面接の予定を入れることは実際難しいです。
もし、就職活動日以外に面接の予定が入った場合、面接を優先してもかまいません。
もちろん、職業訓練校を休むことになりますが、面接証明書を面接先に書いてもらえば欠席扱いにはなるものの、出席した時と同様の手当金が支給されます。
面接の予定を入れる前に知っておきたい豆知識
職業訓練校にもよりますが、たとえば6限目まで授業がある場合、午後の3限だけを出席すると手当金をもらえることがあります。
これを利用すると、面接の予定を入れる時間によっては、午前だけ、午後だけ職業訓練校に出席することで手当金をもらいながら面接を受けられることがあります。
実際のところ、面接証明書を書いてもらいづらいこともあると思うので、この方法を覚えておいて損はないでしょう。
この方法は遅刻や早退扱いとなってしまい、職業訓練校によっては受付ていないこともあるので注意が必要です。
また、遅刻・早退時の手当金給付については、職業訓練校によってことなるので事前に確認しておくようにしましょう。
なぜ職業訓練中に内定をもらわないといけないのか
職業訓練校に通いながらでも、意外と就活に使う時間はあるものです。
本記事の最初、訓練中に内定をもらわずに卒業すると、職業訓練校からメールや電話で就職状況の確認がされるとお伝えしたと思います。
失業保険の延長目的で入学してしまった人にとって、就業状況を確認されることは厄介に思うことでしょう。
そもそも職業訓練は早期再就職を目的としたもので、早期再就職者を出した職業訓練校には報奨金が支払われます。
もしも再就職率の低い場合、職業訓練校の運営自体が難しくなってしまいます。
どうしても職業訓練の卒業までに再就職が決まらないという場合、一旦アルバイトをするというのもひとつの手です。
アルバイト以外にも、派遣や契約社員になるという方法もあります。
ベストは正社員として再就職することですが、卒業までにやりたい仕事が見つからなかったり時期が合わなかった場合は、正社員以外の働き先を探すのもアリです。
まとめ
今回は「職業訓練に通って就職できなかったらどうなるのか」ということと、「職業訓練に通いながらどうやって就活をするか」を紹介してきました。
訓練中に再就職が決まらないとハッキリ言って厄介です。卒業後も訓練校から連絡がきたり、管轄のハローワークから連絡がきたりします。
訓練中も案外就活する時間はあるので、なるべく訓練中に再就職を決めるようにしたいところです。
卒業間際になって焦らないよう、入学式の日から再就職にむけて活動するようにしていきましょう。
職業訓練中の就活に使える転職サイト
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レジュメの作成もできるので、面接決定までのスムーズさも魅力的です。
職業訓練では、履歴書や職務経歴書の書き方も学ぶことができるので、学んだことをそのままレジュメ作成に活かすこともできます。
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